約 2,791,838 件
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/1054.html
神奈子4 新ろだ2-178 「それでは出かけてまいります、神奈子様、諏訪子様」 縁側に座る神奈子の隣で帽子の手入れをしていたら、早苗がやってきた。 最近は早苗も幻想郷に慣れてきたのか、来たばかりの頃より明るくなった気がする。 「早苗ったら、最近元気だね。かっこいい男の子でもいた?」 「もう、諏訪子様ったら。博麗神社の霊夢さんのところに行くだけですよ」 困ったように笑う早苗。……うん、からかっては見たけど、この感じはまだだね。 「昔の私みたいに、いい人を見つけなよ~? 思い出すなあ、普段は『諏訪子様』って呼ぶんだけど、オフの時には『ケロちゃん』、 二人っきりの時には愛情を込めて『諏訪子』って囁いてくれてね……」 「諏訪子、そのへんにしときなさい」 半分のろけの思い出話を続けようとした私に、神奈子が釘をさしてきた。 「何よ~、じゃあ神奈子のコイバナ聞かせてよ、早苗の参考になるように」 「……うるさいな、そんなものあるわけないだろう」 「じゃ、じゃあ行ってきますね!」 このままじゃいつまで経っても出られないと思ったか、早苗は飛んでいってしまった。 何となく話の腰を折られたようになって、私も神奈子も黙って座りなおす。 ――とはいえ、まだ終わらせるつもりはないんだけどね。 「……で、どうなの、コイバナは」 「何もないと言ったはずだけど」 「そっか、現在進行形で発生中だから、まだ話せる段階じゃないよね」 「なっ……!」 「ほら、噂をすれば」 裏手の方から回ってきたのは、○○だった。 外の世界から迷い込んできたところを神奈子が見つけてきた人間だ。 「神奈子様、掃除終わりました!」 「あ、ああ、ご苦労だった」 嬉しそうに話す○○と、ぎこちなく答える神奈子。 ○○が来てから、幾度となく繰り返されてきた光景。 「今日は間欠泉地下センターの視察にいらっしゃるんですよね。その、一緒に行ってもいいですか?」 「ん?ああ、いや、ちょっとどうなるかわからないな」 「そうですか…………もしよければ、出発する時には、教えてくださいね!」 少し肩を落としたのもつかの間、○○は笑顔で去っていく。 彼は神奈子に一目惚れしたようで、よく懐いている。 まあ、神奈子もちょっと固いところがあるけど美人だし、 『フランクな神様』をスタンスにしてからはそうとっつきにくいわけでもないから、わからなくもない。 意外なのは、さして特徴のない○○に神奈子も惚れているらしいということ。 何かがツボに入った、ってことなのか、こればっかりは数百年付き合ってる私にもわからない。 「『一緒に行ってもいいですか』だって。よかったじゃない」 「……さっきからうるさい。だいたい私は別に何も――」 一方で、数百年付き合っているからこそわかることもある。 「……神奈子さあ、最近何かあった?」 「何か?それは――」 神奈子の○○に関することへの態度が、以前よりも妙に頑ななのだ。 具体的には数ヵ月前から。そう―― 「神無月に出雲行ってから、なんか変だよ」 「う……」 「何か言われた?」 日本中の神が出雲に集まる10月、神無月。 守矢神社からということで一緒に行く時、私は極力神奈子を立てるようにしている。 表向きの祭神が私を負かした神奈子だから、というだけじゃなく、 出雲が神奈子にとって、人間でいうところの実家のようなものだからだ。 連絡らしい連絡も取っていない実家に年に一度だけ帰るというのは、 私には想像するしかないけれど、あんまり楽しいことばかりじゃなさそうだ。 「……言われたことはいつもと同じ。『縁結びの神社に連なる身なんだから、いい加減に相手を見つけなさい』とさ」 「いつものことじゃん、数百年前から――あ」 そっか、去年までと違って○○がいるんだ。 「――私は、本当に○○のことが好きなんだろうか。 数百年せっつかれてきたのに従おうとして、○○を巻き込もうとしてるだけなのでは」 あ、○○が好きだってことは一応認めるんだ……じゃなくて。 「出雲には黙っておいて、幻想郷でイチャイチャすれば?」 「そんな、○○を日陰の身にするような真似ができるわけないだろう!」 「……そういうセリフが出るなら、多分神奈子は本当に○○が好きなんだと思うよ」 実際黙ってたってばれるものじゃなし、別にいいような気もするけど。 とは言え。 「迷うのもいいけどさ、あんまり迷ってると、○○の時間がなくなっちゃうよ?」 私達には無限とも言える時間があるけれど、ね。 「……そうだな」 「ちゃんと想いを伝えれば、数百年経って子孫が元気にしてるのを見る幸せもあるって」 「ああ、それは諏訪子と早苗見てるとわかる……って子孫!?い、いきなりそんな」 あはは、神奈子ったら乙女なんだから。 「出雲絡みで何かあったら、神奈子が守ってあげればいいって」 「……うん。すまないね、こういうことに限っては、諏訪子の方が上手だな」 「ちょっと、限ってはって何よ?」 だいたい上手って言っても0か1かの差で、私だって広く軽く百戦錬磨、ってわけじゃない。 ……聞かされてたのろけが自分の先祖の話だって知ったら、早苗どう思うかなあ。 「よし、○○と一緒に間欠泉地下センターに行ってくる」 立ち上がる神奈子。どこからかオンバシラが飛んできて、背中に装着される。 正装……らしい。 「諏訪子、オンバシラずれてない?」 「……うん、大丈夫みたいだよ」 何か他のものがずれてる気もするけどね。 「じゃあ行ってくるわ。……おーい、○○ー!」 吹っ切れたのか、神奈子は堂々と歩いて行った。 これで少しは何かあるかもしれない。 ……ただ、どうも神奈子も○○も自分の片思いだと思ってる節があるんだよね。 「たぶん、進展するのにはまた時間かかるんだろうなあ」 聞こえないように独り言を言いながら、私は友人の後ろ姿を見送った。
https://w.atwiki.jp/thranking/pages/47.html
【種族】神 【能力】乾を創造する程度の能力 【強さ位置】第一グループ 【説明】 八坂(無数の坂)という名前の通り、山の神様と言われているが、実際は風雨の神様であった。 雨や風を司るという事は、つまり農業の神として祀られていた。 山の神様として祀られる事になった経緯は非常に複雑であり、その真意 を知っているのは神奈子と諏訪子の二人だけである。(神奈子テキスト) 神奈子は信仰心が得られないのならと、この王国を自分の物にするのは諦めた。代わりに新しい神様を呼び洩矢の神と融合させて、その神を 王国の中では『守矢(もりや)』、外では別の呼び名で呼び分ける事にした。これにより王国を支配しているように見せたのだ。 守矢とは勿論、洩矢の事である。そして神奈子は、諏訪子の力を借りて自ら山の神様としてこっそり君臨する事になった。 この王国を支配したと言われる新しい神様とは、大和の神話の名目を保たせる為の名前だけの神であった。(諏訪子テキスト) 実際は風雨の神であるが、諏訪子の力を借りて山の神様として君臨していた。 藍「もしかして、最近山に越してきた神社ですか?」 紫「あそこの神社、本当の祭神は諏訪の土着神だけど…建前の祭神は建御名方神。大国主の息子にして最後まで抵抗した武神」 (儚月抄) (儚月抄) この情報から、守矢神社は現在は神奈子の神社であるものの、建前上の祭神は建御名方神、本当の祭神は諏訪子であるとされている。 【能力概要】 乾を創造する程度の能力 詳細は不明であるが、非想天則作中では諏訪子の「坤を創造する能力」が地形や植物を変化させる能力なので、 神奈子も似たように天気を変化させて風雨などを起こすのではないか、と予想される。 また「諏訪子との戦いで鉄の輪を錆びさせたのは、この能力によるものではないか」とも考えられている。 勿論、諏訪子は抵抗し当時最先端であった鉄製の武器を持って戦った。しかし、神奈子は細い植物の蔓をかざすと、諏訪子が持っていた大量 の鉄の輪は、たちまち錆びてボロボロになってしまった。その神力の差に敗北を確信した諏訪子は、潔く降参し王国を明け渡した。 (諏訪子テキスト) 能力には謎が多い。洩矢 諏訪子と共同して地形を変化させたり、地中に穴を開けたりしている。 道を造ったり巨大建造物を建てる事も得意のようだ。(東方求聞口授) 「~程度の能力」以外 神徳は、風雨の守り神で五穀豊穣、武運(弾幕)の神と欲張り(風神録エンディング) また、神なので神社間ワープが可能であり、同等の力を持つ神霊を無限に増やすこともできる。 【各種要素をふまえての強さ議論】 大和の神様であり、天津神の件(洩矢 諏訪子の項目参照)と、その諏訪子に勝ったという点から現在のランキングにいる。 御柱を飛ばす程の腕力、もしくは念力のような力があると推測される。 彼女は、信仰心を取り戻す方法を模索していた。そして大きな賭に出る事にした。それは『神社を人間の世界から幻想の物とし、幻想郷で 信仰を集める事』だった。現在残された信仰が全て失われ一時的に力を失うが、可能性はその方がある。滅び行く過去の栄光より、可能性 ある未来を選んだのだ。(中略)幻想郷で外の世界と同等の信仰を取り戻すには、まだまだ課題は残されたままである。(神奈子テキスト) 早苗は別に信仰がなくても、普通の人間として生活できるから問題はなかったのだが、早苗が祀っている神様、神奈子はそうはいかな かった。神様は信仰を失うと力も失う。神徳も出せなくなる。それは神の死に等しい。(早苗テキスト) 信仰を失うと力も失うというので、現実世界にいた状態よりも信仰が少ないため、太古の時代よりは実力が落ちた可能性は高い。 が、その状態でも曲コメントで 圧倒的な力で全ての妖怪と人間を味方にする(風神録ミュージックルーム) と称されているので、信仰が少ないながらも相応の力は持っていると思われる。 加えて、地霊殿にて山の産業革命を通して山の妖怪達から信仰をさらに獲得してもいるため、風神録の時点よりは力を増していると推測される。 元々は第一グループにいたが、実際の力量差が不明ということで、第一、第二グループは統一。 後に、全盛期より弱いというマイナス描写のある諏訪子と、情報不足で解釈の分かれる映姫が、第二グループ再設で下げられたが、 神奈子には「明確なマイナス要素が存在しない」とされ、他の月人4人と同様残留となった。 が、「弱体化の可能性が高い上に、ソースも多くない」という理由から、第一グループよりむしろ第二グループが近いのではないか、という意見があり、 月人4人が並ぶ中に存在することについて度々物議が醸される。現状、スレの流れとしては「月人には劣るかもしれないが、第二グループに落とすほどではない」「ソース追加待ち」ということになっている。 第一グループと第二グループの中間にいるキャラだと言える。
https://w.atwiki.jp/tohorpg/pages/730.html
[部分編集] 東方壊異譚コンテンツ一覧 東方壊異譚TOP 武具 装飾品 アイテム ダンジョン ボス攻略1 ボス攻略2 イベント攻略 協撃図鑑 小ネタ・FAQ キャラクター 主人公/紅魔郷/妖々夢/永夜抄/風神録/地霊殿/その他 八坂 神奈子(やさか かなこ) [部分編集] キャラクター名 八坂 神奈子(やさか かなこ) 出没場所 タイプ 半減属性 弱点属性 仲間になる条件 特殊能力 成長傾向 備考 総評 ▲ページ上部へジャンプ 覚えるスペル [部分編集] スペル名 属性} 範囲 消費 霊撃 備考 習得LV ▲ページ上部へジャンプ
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/1051.html
神奈子1 9スレ目 970 「良いな、祝いの宴というものは 神代の頃から希望に満ちたこの雰囲気が好きで仕方ない」 花嫁と花婿が古式に則り、婚姻の義を進めてゆく 早苗さんも手慣れた様子で淡々とこなしてゆく 「幻想郷で行う婚姻第一号だ。 何かスペシャルなおまけでもつけるべきかな?スポットライトとか」 「八坂様、早苗さんに怒られますよ」 あ、ちょっと残念そうだ。 「アレはいいものなのに…」 「神様なのですから、我儘言わないでください」 「心外だな、神ほど我儘な奴はいないぞ。 人のように怒りや悲しみ、恋だってする。 昔、諏訪子は結婚したこともあるしな」 「ははっ、八坂様も白無垢が着てみたいですか?」 「それはいいな。 〇〇、私をもらってくれ」 ぶっ! ちょ 嬉しいけどちょっとまてっ! 「…………ひょっとして、私では不満か……?」 「満足ですっ! これ以上ないほど満足ですから潤んだ目で見上げないでっ」 「そうか、おーい早苗ー! 今日はもう一件結婚式やるから用意してくれー」 決断も日取りも早っ! 「さて、子供の名前はどうしようか……」 気も早っ!!! ─────────────────────────────────────────────────────────── 11スレ目 333 妖怪の山の頂上にありし湖。 佇まいし守矢神社におわすは、八坂の神。 八坂、神奈子。 その力の源たる信仰を集め、神としての再起するがために幻想郷にやってきた。 しかし、幻想郷なりともやすやすと信仰心が戻らず。 苦労の耐えぬ日々は依然として継続中である。 「そもそも、なにを信仰すればいいんだよ?」 「山、そして私。恐れは敬いを生み無知は夢を生む。全てを知った気になって手に入れた気になっては危うい事になる。だから信仰が必要なの」 「確かな道しるべが必要だってことか。しっかし、その道しるべに立候補するのはいいけど、あんまり威厳が足りないんじゃないのか?」 「厳かにしていればいいというものじゃない。時節の気風もある。友達感覚の方が信仰を集めやすいのよ」 「なるほど、だからまた、こんなシュールな状況に陥ってるわけだな」 かつて大勢を極めた神なれど、信仰なくしては存在し得ない。 最後の賭けにやってきた幻想郷で辛苦を強いられる状況なればこそ、その神様当人が先に言うようにフランクな態度を取るに至っているわけである。 「かと言って、何で俺に言う? 何度か断ってると思うんだけどな」 神奈子が彼に信仰を勧めたのは、何も初めての事ではなかった。 「信仰を否定していた者が信仰するようになれば、その心の頑健さは一転して頼もしいものになるでしょう」 「頑固者を口説き落とそうとしてるわけか。難儀な話だな」 「そういうことよ。それに、知ってもらう事こそが信仰への一歩。信じる信じないを口約束だけで行うのは無為な事。けれど、あなたの信仰が零だとしても、知っている分だけ、窮地に祈る信仰は私に有利になる」 「選挙活動かよ。知らないやつよりかは知っているやつに投票するからな」 いい加減な事だが、窮地に立ったときに思い出せる神が一人しかいないなら、否応もなしにその神に祈る事だろう。 「けど、結果が伴わなかったら神様とやらを信じなくなるぞ」 今わの際に願った言葉が届かなかったら、それは背信につながる。 人間は利己的なものだ。何もしてくれないものに期待できるほど都合よくは無い。 「順番が違うわね。あなたの信仰がなければ私としても神徳を与える事が出来ない。祈りたければ強く信仰する事ね」 「なるほど。そういうことなら納得できる」 「じゃあ、信仰してくれるかしら?」 「それとこれとは話は別だね」 宗教ではあるまい。 入門せよ改宗せよとせがむような声では、素直に頷けるものではない。 「信じれば救われる。って言葉の意味は分かったけどな」 「それを拒絶するっていうことは、救いが欲しくないということかしら?」 「甘えだろうよ。信じてれば救われて、何もしないじゃダメだろうが」 信仰するが故に己の怠惰への免罪とするなら、神は悪魔ともいえるだろう。 誘惑と欲望に忠実であればこそ、人は魔が刺すものなのだ。 「それは違うわね。普段に精進を怠らぬ者にこそ、神徳は与えられるもの。精進する事が信仰する事も同義なのよ。なぜなら、努力が報われると思うことこそ信仰の一つだから。報われなかったときにこそ、その者は神を信じなくなるでしょう」 「闇雲に信じてもダメだってことか。それも難儀だね」 「ええ、そうね。その点、あなたは怠惰な人間ではないようね。実にけっこう」 「そりゃどうも」 神奈子の言葉からすれば、彼に対していくらかの信用があるようだ。 また、これ以上話さずとも、結論は出ているも同然だ。 「だったら普段どおりに努力してればいいってことだろ。それで、俺はあんたを知ってる。信じるとか細かい事は知らないけど、もしかしたら最後に祈る神はあんたになるかもな」 「それが信仰よ。でも、あんた呼ばわりはいただけないわね。私は八坂神奈子。何度も名乗ったはずだけど」 「それはこっちも同じことだっての。代名詞で呼ばれてるんだ。あんたと呼ぼうが神様と呼ぼうが、それと変わらないだろ」 「それはえらく違うね。信仰の対象が名も知れぬ誰かと言うんじゃ、顔と名前が一致してるのとはぜんぜん違う。いつでもどこでも思い出せるようにしてもらいたいのよ」 「なんだかぞっとしないね」 「失礼だよ」 いつ何時であろうとも思い出せるような対称になるなら、心を奪われているのも同然だろう。 それを正しく信仰と言えるかは、違うかもしれない。 「それで、今日はここらでメシ食いに行くんだけど、あんたもくるかい?」 「あんたはやめてほしいわね。八坂神奈子よ」 「じゃあ、あんたも名前を呼びな」 「じゃあ、○○。食事でもいかがかしら?」 「誘ったのは俺なんだけどな。ホントに馴れ馴れしい神様だな」 「親しみやすいって言いなさい。それと代名詞も」 「そいつは悪い。んじゃ行くか、神奈子」 「ええ、そうしましょう」 神と人とが並び歩く。その親しみやすさは客観的にも好意的に映る事だろう。信仰には欠かせない事なのかもしれない。 しかし、好意的に映るためにも、並び歩く者は本当の意味で好意的でなくてはいけない。 「それで、信仰してくれる気になったかしら?」 言の葉を悪戯に変えれば、告白を待つ言葉にも思えるかもしれない。しかし、邪推である。 「さあね。少なくとも、悪い気はしてないってことで勘弁してくれ」 悪しからず。それが今。 急いてもことは無し。故に、日々の積み重ね。信仰もまた、時と想いの積み重ね。 「まあいいわ。ちゃんと信仰してくれるようにしてあげるわ」 さらに想いの積み重ね。 「まあ、神様は信じないけど、神奈子は信じてもいいけどな」 着実に前へ、 まずは一人の信仰を。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 11スレ目 391 ●●:なぁ神奈子 神奈子:なにかしら? ●●:諏訪子のように好きな人がいたらいいなとおもってる? 神奈子;それは……まぁ、私も一応女だし、思ってないわけでもないわ。 けど、私なんて。 ●●:好きな人なんて出来ない、とでもおもったか? 神奈子:そりゃそうよ。 諏訪子以外と比べてもおばさんに見えるし、背中のしめ縄がごついし、某所じゃガンキャノンなんてよばれて……。 ●●:そう自分を過小評価するんじゃない。 だって…… 神奈子:……何が言いたいの? ●●:神奈子、お前が好きだからさ。 神奈子:……!! ど、どうして私なのよ。 他にもかわいい子がいるじゃない。 ●●:神様言えども、ばかだなぁ~。 確かにかわいい子がたくさんいるし、俺は熟女好きでもない。 けど、『姉さん』っぽいとこがすきなんだよ。 神奈子:……●●。 ●●:まったく……、初めて会ったときの厳格なところはどこにいったんだよ。 神奈子:馬鹿、私だって女らしくなりたい時だってあるのよ。 ●●:そうですかい。 ……まぁ、これからもよろしくな。 神奈子:え、えぇ……。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 10スレ目 662 「神奈子様。俺は、好きですよ?」 「え、……ええ!?」 「皆敬遠してるけど、俺は好きだなぁ」 (えぇそんな私この年になってやっと二人目の夫がぐへへおっといかんいかん心の涎が) 「かっこいいじゃないですか、ガンキャノン」 「……え?」 「え? そういう話じゃなかったんですか?」 「……○○の」 「ちょ、スペカは、やめ」 「馬鹿ー! 神祭「エクスパンデッド・オンバシラ」!」 アッー ─────────────────────────────────────────────────────────── 東方喜恋譚 ~You are my オンバシラ編~ 第1話『出会い』(12スレ目 109) 「もう大丈……あとは2~3日安静に……問題は無……」 「……ありがとうござい……八意先……」 少年の耳にうっすらと声が聞こえる。 一人は年端もいかない少女の声。 もう一人は艶やかな大人の女の声。 そして、障子が開く音が聞こえ、それっきり、何も聞こえなくなる。 けれど、そんな彼女たちの声をきっかけに少年の意識は浮上していった。 「ん……」 「あら、目が覚めたかしら?」 落ち着いた女性の声が聞こえ、少年は目を開く。 ゆっくりと焦点が定まってくると、少年の目に注連縄を背負った女の姿が目に映った。 「ここは……」 「身体の調子はどう? 痛いところは無い?」 少年は、ぎこちなく身体を起こす。 少し気だるさは残るものの、動けないというほどのことはなく、苦痛を感じる個所も無い。 「あ……大丈夫です……あ、その…こ、こんにちは……」 少年は女にぺこりと頭を下げた。 いきなり挨拶をされて女は一瞬呆気に取られる。 「……ふふ、もう夜だけど?」 「あ……ご、ごめんなさい……こんばんは」 女は僅かな驚きを隠しなが らからかうように少年の揚げ足を取り、少年は恥ずかしそうに頭を下げた。 そして、そのまま沈黙してしまう。 落ち着かないのか、少年は周囲をきょろきょろと見回していた。 「ふふふ、そんなに怯えなくてもいいわ」 「は、はい……」 少年は、ちらちらと上目遣いに女を見つめる。 その姿は、少年の可愛らしさも相まって、さながらリスかネズミのような小動物そのものだ。 「あ、あの……」 「?」 「そ、その……ここは、どこですか?」 「ここは守矢の神社よ」 聞き覚えの無い場所だったのか、少年は不安そうな表情を強める。 「僕……どうしてここに?」 「……覚えていないの? ぼうやは森の中で倒れていたのよ?」 「え、あの……じゃあ、お姉さんが……助けてくれたんですか?」 「いいえ、ぼうやを助けたのは私の身内よ。私はついさっきまで ぼうやの可愛い寝顔を眺めていただけ」 「えっ……ぁ…ぅぅ……」 とたん、少年は頬を赤く染めて俯いてしまう。 寝顔を見られるのが恥ずかしかったのか、そのまま押し黙ってしまった。 女も、少年の反応が意外だったのか少し面喰ってしまい、苦笑しながら呟いた。 「おかしな子ねぇ、貴方」 トントン 「神奈子ー! その子の具合はどう……って、もう目が覚めたみたいね」 障子を叩く音が聞こえ、目玉のついた帽子をかぶった少女が入ってきた。 少女は、少年が目を覚ましていることに気づき、その顔に優しげな頬笑みを浮かべる。 そして、トコトコ歩いてくるなり、どっか! と、勢いよく少年の目の前に座った。 そのまま、彼をまじまじと見つめる。 「ふーん……」 「あ、あの……何か……?」 少女は、まるで品定めをするかのようにジロジロと少年を見つめる。 そのまま、しばらく眺めていたが、突然 目を輝かせながら少年に詰め寄った。 「ねえねえ、君の名前は? 年は幾つ? どこから来たの? 」 「え? ええ?」 マシンガンのように尋ねられ、少年は驚き慌ててしまう。 あまり女の子と喋るのは慣れていないのか、それとも少女に怯えているのか どちらかは定かではないが、少年の身体は少しずつ後ずさりはじめていた。 けれど、帽子の少女は、少年の服を掴んで逃がさない。 「やーん! オドオドしちゃって! 可愛いわー!!」 そう叫ぶや否や、少女は少年に両腕を回してしがみ付いた。 「わ、わあああっ! はっ、はなしてくださいぃっ!」 「ん~~~!! 可愛い可愛い可愛い~~♪」 そのまま、少年の頭を胸に抱き抱え、その頭に頬を擦り寄せる。 少年は 恥ずかしさから少女から逃れようともがくが、少女の力には敵わなかった。 「……諏訪子様、少し落ち着いてください」 少年の耳に少女の声が聞こえる。 諏訪子に抱擁されながら、声の方向に目をやると緑色の髪の少女が立っていた。 緑髪の少女の顔には呆れ気味な表情が浮かびあがっている。 「こ、この声……ふぁ! や、やめて! くすぐったいですよぉ!!」 「やめてあげないわよ~ふふっ♪」 先程 夢心地の中で聞いた若い少女の声。 それが、早苗と呼ばれた少女のものだったことに少年は気づいた。 ……が、少年にとってはそんなことよりも 擦りよってくる諏訪子を何とかする方が先だった。 「早苗! 今日からこの子は私の弟よ!」 「え、ええっ?」 「な、何言ってるんですか諏訪子様! そんなこと――――」 「ああ、可愛すぎる……この可愛さは正義よ……」 「諏訪子様、ちょっと落ち着いてくださいってば!」 ムチャクチャなことを口走りながら、うっとりと頬を緩ませて、ますますヒートアップする諏訪子。 早苗は、少年から諏訪子を引きはがそうとやっきになっている。 そして、渦中の少年は、嵐のように迫る刺激に放心状態になってしまっていた。 「落ち着きなさい二人とも。ぼうやが困っているでしょう」 「神奈子様……」 落ち着き払った声がその場に響く。 今まで黙っていた 注連縄の女――――神奈子が動いたのだ。 神奈子は、立ち上がると いきなり、むんず! と諏訪子の襟を掴み上げる。 「あ~~ぅ~~~」 そして、恨みがましい声を上げる諏訪子を 少年からあっさりと引きはがしてしまった。 そのまま、神奈子は自身の目線を少年のそれに合わせる。 「ぼうや、私の名前は八坂神奈子……そっちの子は諏訪子、こっちの子は早苗よ」 「は、はじめまして……」 「はじめまして……それで、ぼうやの名前は?」 「あ……○○…です」 「○○は、どこから来たのかしら?」 「え…と、日本の――――」 少年は自分が住んでいた所の名を告げる。 すると、神奈子は納得がいったというふうにゆっくりと頷いた。 「……なるほど、やはり外の世界から来たみたいね」 「え……?」 外の世界と聞き、怪訝な顔をする少年に、神奈子は話し始める。 この世界が“幻想郷”と呼ばれる異世界であること。 そして、森の中で倒れていた○○を通りがかった諏訪子が拾ったことも。 「幻想…郷…? …で、でも、どうして僕が……?」 訳が分からないと言った表情を浮かべ、少年は3人に尋ねる。 何故、幻想郷に連れ込まれたのかと聞かれてもわからない。 ただ、少年を幻想郷に連れ込んだ主犯については、3人には大体予想がついていた。 「大方、冬眠中のスキマ妖怪が寝ぼけて攫ったんでしょうね。 ……ああ、気にしないで。貴方が幻想郷に連れ去られたのは、別にあなたが悪いわけでは無いから」 「?? は、はい……」 「早苗、明日にでも博麗の巫女のところに連れていって、元の世界へ帰してあげなさい」 「え――――!! 弟ができたと思ったのにー……」 諏訪子は落胆……というよりも絶望の叫び声をあげる。 3人の中で一番幼い(ように見える)諏訪子が弟を欲しがっても無理はないのかもしれない。 「安心しなさい、ぼうや。明日には帰れるわ」 神奈子は、そんな諏訪子の落胆など完全に無視して少年に語りかけた。 「あの……神奈子様、それが無理なんです」 「え、どうして?」 「博麗の巫女は今 病で床に臥せっています」 「は?」 そして早苗は、里に買い出しに出たときに仕入れた情報を話し始めた。 なんでも、今里の方では流行り病が蔓延しているらしく、博麗の巫女もその病に倒れたこと。 その流行り病は、命に別条はないが一ヶ月は寝たきりになる程に厄介な病らしいことを。 「とすると参ったわね……この子、しばらく帰れないのかしら」 「じ、じゃあ、○○君! 博麗の巫女が治るまで、ここで暮らしたら!?」 さっきまで落胆して部屋の隅でうずくまっていた諏訪子が 水を得た魚の如く喰いついてきた。 はっきり言って下心が丸見えである。 「事此処に至っては仕方ないわね……こんな幼い子を放り出すわけにもいかないし、諏訪子もこんなだし どうかしら、○○。あなたさえ良ければ、此処でしばらく暮らしてもらってもいいんだけれど。」 「暮らすわよね、ね、ね!?」 「落ち着きなさい諏訪子、目が怖いわよ」 諏訪子の期待の視線に気圧されながらも、照れながら少年は頬を赤く染める。 「は、はい……よろしくお願いします」 「やったぁ!!」 「ふふ、では○○君の部屋を用意してきますね」 早苗も、この幼い少年が同居することは嬉しく思っていたようだ。 その証拠に、彼女の表情には笑みが浮かんでおり、新しい同居人の為に嬉々として部屋を用意しようとしている。 「あ、あの……!」 「どうかした?」 少年が、部屋から出ていこうとする早苗を呼びとめる。 けれど、その後が続かない。 少年は俯いたまま、しばらく黙ってしまった。 そんな少年を、神奈子は窘める。 「○○、言いたいことがあるのならはっきりと言いなさい」 「は、はい……ごめんなさい……」 「どうしたの? どこか痛いところがあるの? それともお腹がすいたの?」 「そうじゃなくて……その…あ、ありがとうございましたって、お礼を……」 『…………』 「よ、よろしくお願いします……神奈子お姉さん、早苗お姉ちゃん、諏訪子……お姉ちゃん? かな?」 おずおずと……少年は助けてくれたことに対するお礼を告げた。 しばし、3人は硬直する。 どこかズレている この礼儀正しい少年にある意味で驚かされたのだ。 そして、最初に硬直が解けたのは諏訪子だった。 「やーん! 可愛い――――!!」 「わ、わああっ! やっ、やめ……!」 少年のいじらしい姿に、諏訪子は再び少年に抱きついて頬ずりする。 「ふふ、どういたしまして」 早苗は、そう少年に言い残して障子を開き、部屋から出て行った。 「ほらほら、病みあがりの子供に無理させないの」 「あーうー……」 そして神奈子は……少年と諏訪子を引きはがし、諏訪子から恨みの視線を投げられていた。 『いただきます』 一刻ほどの時間が流れ、守矢神社の食卓には美味しそうな匂いが漂っていた。 ○○を囲っての初めての食卓。 「お、美味しいです……すごく」 「ふふ、ありがとう。いっぱい食べてね」 けれど、それっきり○○は一言も喋らなくなってしまった。 否、時折何か喋ろうと努力しているようには見える。 けれど、その内向的な性格が災いしてか喋ることができないようだった。 3人にも、○○が口下手で 喋ることが得意では無いことはわかっている。 ゆえに……誰かが、この内気な少年の緊張を解してあげなければならなかった。 「はい、あーん」 突破口を開いたのは諏訪子だった。 箸で白米を摘みあげ、手を下に添えながら少年に差し出す。 少年は、諏訪子が意図しようとしていることを一瞬で悟り、またもや赤くなってしまった。 「……あ、あの……自分で…食べれますよぉ………」 「ダメ! 幻想郷にはね、女の子から差し出された物は 残さず食べなければならない決まりがあるの!」 「そ、そうなんですか?」 「そうなのよ~♪」 「じゃあ……あ、あーん……」 真顔でなんてバカな大ウソを付いているのだろう。 しかも、○○はそれを真に受けてしまったようだ。 羞恥に頬を赤く染めながら差し出された白米を食む。 「あの……あ、ありがとうございます……」 「いいのいいの、じゃあ次ね!」 「え、ええっ?」 ヤル気だ。 彼女は自分の茶碗の中にあるご飯全部を○○に食べさせるつもりだ。 諏訪子が本気だということを悟ると、○○は困り果ててしまった。 女性に食べさせてもらうということへの羞恥に、顔を手で隠しながら照れてしまっていた。 「ふふ、今時珍しいくらい純な子ね……ねえ○○、ちょっと酒を注いでちょうだい」 「は、はい」 神奈子は神奈子で晩酌を仰っており、既にほろ酔い気分で少年に手酌を求める。 少年は神奈子の側に座り、盃に酒を注いだ。 「神奈子様……飲み過ぎですよ」 「いいじゃない、たまの客人なんだし。ねえ、貴方も飲んでみる? 注いであげるわ」 「あ…ありがとうございます……」 「神奈子様! 未成年にお酒を勧めないでくださいっ!! って、○○君も飲んじゃダメ!」 早苗が神奈子に詰め寄った一瞬の隙。 その間に、○○は神奈子の手酌で注いでもらった酒を一気に飲み尽してしまった。 「ふふ、なかなかいい飲みっぷりね」 「はぅ……ぁぅ……」 神奈子の飲んでいた酒は幻想大吟醸『神殺し』。 名前の通り、アルコール度数は非常に高い。 そんな強い酒を、一気飲みした子供がどうなったか―――― 「う~……きゅぅ……」 ――――敢えて、語るまでもないだろう。 「○○君、しっかりして! か、神奈子様! いくらなんでも冗談が過ぎ――――」 「安心なさい早苗、急性アル中には ならないようにしているから大丈夫よ」 客人をみすみす危険にさらすような真似を、神奈子がするはずもなかった。 既に、神通力を使い少年の身体のアルコール分解を早めている。 「本当に愉快な子ね……」 少年……というよりもまだ子供。 しかも、性格も内気でとても大人しい。 そんな○○は、神奈子もあまり見たことのないタイプの男の子だった。 ───────────────
https://w.atwiki.jp/tamakagura_battle/pages/37.html
属性:神/水 スキル1:山坂と湖の権化(Lv25習得) 相手の消費VPを20%増加させます。 スキル2:乾を創造する程度の能力(Lv50習得) 戦闘中の相手のコダマのスペル追加効果の発動率が5%下がります。 重複弱点(3倍):なし 弱点(2倍):神 抵抗(1/2倍):鋼 重複抵抗(1/3倍):炎、水 無効:なし 種族値・同タイプ比較 神/水 HP 攻撃 防御 特攻 特防 速度 合計 A神奈子 105 140 80 110 70 55 560 A諏訪子 120 60 100 125 90 65 560 D早苗 130 70 90 80 110 65 545 ぱるきあ 120 90 90 100 100 60 560 スペル スペル名 属性 分類 威力 命中 消費 詳細 御射山御狩神事 神 物理 70 100 0 30%の確率で、相手の速度を1段階下げます。 グラウンドサーペント 地 物理 90 100 25 - アンリメンバードクロップ 神 物理 100 100 30 20%の確率で、相手を火傷させます。 ヤマトトーラス 鋼 物理 - 100 20 後攻になります。相手が物理攻撃を仕掛けてきた場合、受けたダメージの2倍のダメージを与えます。属性、スキル、アイテムなどでダメージが変動しません。 葛井の清水 水 物理 90 100 25 30%の確率で、相手の回避を1段階下げます。 お天水の奇跡 水 特殊 100 100 20 30%の確率で、自分の特攻を1段階上げます。 雨の源泉 水 変化 - - 10 6~7ターンの間、天候を「風雨」にします。 水眼の如き美しき源泉 水 特殊 60 100 15 先攻で攻撃します。 考察 基本評価 A140S55の鈍足アタッカー。耐久は平均よりやや低めか。 神/水という優秀な範囲と火力で相手を蹂躙していく。 さらに、鈍足アタッカーに優しい先制技を持ち、撃ち漏らした相手を持っていける。 同族比較 同族には一部で諏訪グドラと呼ばれているA諏訪子がいる。 こちらは特殊アタッカーで耐久もA神奈子より上。ただし先制技はなし。 D早苗は耐久コダマ、ぱるきあは先制スキル持ち。 うまく差別化がされてるため物理アタッカーが欲しい場合にA神奈子を使うことをおすすめする。 運用方法 攻撃範囲は神、水、地と半減で受けきれるコダマは存在しない。 ゆえにぬえカードを持たせ、先発に起用して1匹確実持っていくという運用が望ましい。 ただし、地しか等倍で入らない複合には耐久も相まって撃ち負けるので注意が必要である。 先制技の火力には過信してはいけないが抜群相手を確2できるくらいの火力は持っている。 物理アタッカーには反射を使っていくのもあり。 弱点 こちらの最大火力+先制で落ちない相手には大体勝てない。 アタッカーにはぬえカードを装備しても確2を取られることもしばしば。 苦手な相手は同族では一番多いかもしれない。 対面時の対策 選出されるならほぼ先発である。 ゆえに先発はA神奈子に強いコダマを持ってくると裏が見れる可能性が高い。 一度交代させてしまえば受けに出てくることはないと思われるのでA神奈子に強いコダマを取っておきつつ、残り2体を相手すればよい。 BP振り 基本はHAかAC極振り。 Hに振ると多少の耐久の増加が感じられるが、先制の威力上げのためにC振りも良いと思われる。 装備候補 ぬえゾウカード:ほぼ必須、反射する場合もこれはつけていて構わない。 各種威力upカード 相手のPTを見て神upか水upを付けると等倍で200ダメ入る。 速度upカード:まず必要ない。 VP軽減カード:消費は多めだがそんなにもたないコダマなので優先度は低め。 てゐ、華扇カード 運ゲを狙いたい方や装備に空きがある場合は一考。 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/propoichathre/pages/1053.html
神奈子3 13スレ目 308 「ん?○○、何を描いているんだ?」 「あ、神奈子様。 守矢神社のことを里の人にもよく知ってもらえるように、 パンフレットを作ろうかと思いまして。 流石に写真だと威厳が損なわれそうなので、 神奈子様の絵を描いて載せようと思ったんですが……」 「ほう、『守矢神社祭神絵姿』か…… うん、なかなかよく描けているじゃないか」 「神奈子様にそう言ってもらえると、がんばったかいがあります」 「……あの、諏訪子様。○○さんの絵ですけど」 「……あーうー。神奈子はああ言ったけど、ちょーっと、若いというか…… 美化されてるよねー。恋は盲目っていうけど……」 「八坂様、全然気付かれませんよね。 側で見ている私にさえ、○○さんの気持ちが手に取るように わかるんですが」 「神奈子もそっちの方は初心というか、鈍いからねー。 ……気付いた時が見ものだね」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 14スレ目 57 「○○、私はお前のことが好きよ」 「神奈子様……」 「ずっと側にいてほしい」 「あの、嬉しいですけど後ろの一際でかいオンバシラは? 伝説の樹じゃあるまいし」 「伝説ならある。昔これで蛙を吹っ飛ばした」 「いやそうじゃなくて、下で告白すると幸せになれるとか」 「そういうのは、ない」 「ないんですか」 「だがお前は私が幸せにする。私は、○○がいてくれればそれで幸せよ」 「……神奈子様」 「私の気持ちに応えてほしい」 黙って、神奈子様を抱きしめた。 ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ1148 「おーい○○ーただいまー」 「お帰りなさい神奈子様…ってなんすかそのボロボロな格好は」 「いやー、宴会の帰りに麓の巫女と弾幕で勝負したら負けちゃってねー」 「まったく、着替え用意するからお風呂でも入っててくださいよ…」 「はいはい、じゃあ入ってくるよっと…」 「はい行ってらっしゃい…ってここで脱がないでください神奈子様!」 「えー、そのくらいいいじゃないか○○ぅー」 「こっちはそういう経験ないんすから勘弁してください!こっちが恥ずかしいですって!」 「わかったよ、ちゃんと風呂場で脱ぐから落ち着いてくれ…」 「まったく…神様なんだからもうちょっと威厳のある行動を取ってください」 「最近はこういう方が信仰が集まるのよ」 「まったく、信仰してる俺の立場が無いと言うか…」 「おや、あまり信仰してるようには見えないけど、そうなのかい?」 「最大限の信仰をしていますよ、神奈子様は鈍感と言うか…」 「そうかい、ありがたいね。ところで最大限の信仰ってどんなものなんだい?」 「愛してる、って事ですよ、神奈子様」 「え?…か、神様の前で冗談は良くないよ○○」 「冗談なんかじゃありませんって。」 「そ、それじゃあ…」 「神奈子様、俺は神ではなく一人の女性としての貴方が好きです。」 「そ、それはその…プロポーズとして…受け取っていいの?」 「…もちろんです、神奈子様。実は恋愛経験とか無いのでは?」 「あ、あはは!あるに決まってるじゃないか!」 「その反応からして無いんですよね?」 「あー・・・ぅー」 「諏訪子様みたいにごまかさないでください。それで、答えを頂けると嬉しいんですが」 「あ…その、これから…よろしくね…」 「ああ、よかった。断られたらどうしようかと。しかし、本当に威厳が無いというか」 「な、何を言うんだ…威厳の無い私は好きじゃあないか?」 「どんな神奈子様でも俺は好きですって。こちらこそ、よろしくお願いします」 「あぁ…その、神様としては非常に情けないんだが…よろしく…」 「さて、とりあえずお風呂に入ってきてください。今、早苗さんが料理作ってますから」 「あぁ、わかった。でも、その前に…その、キス していいか?」 「はいはい、わかりました。神様の仰せのとおりに」 おしまい ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ1417 守矢神社の縁側に私は酒を持って座る あの三人組は寝ているだろうか 特に早苗は家計が苦しいだの、少しは節約だのとうるさくてかなわん 反して諏訪子も神様の癖に10時にしっかりと寝る癖をつけておるしな ……んくっ、はぁ……今日も酒は美味い 今日はちょうど良く満月だ ……月見酒といったところか、なかなかの趣があるな はぁ…… ……後は○○だけだな あいつがここに住むようになってから私は変わってしまった ○○が早苗の手伝いをしているとき、諏訪子と遊んでいるとき 私は○○の姿を目で追ってしまう 目が合ったときなんてどうしようもなく恥ずかしくなってきて、すぐに目をそらしてしまう その後あいつは、○○はこう言うのだ 「神奈子さんどうしたんですか?」 彼は彼なりに私を気遣ってくれているのがわかる その気持ちがとても嬉しいのだ だが、いつも私は何も答えられずにいる ……○○は私のことをどう思っているのだろうか ただ一つの神様として、それとも……? はぁ……どうも一人になると弱気になってしょうがない ……これじゃあ神様失格だな 「こんな夜遅くに一人で晩酌ですか?」 「……起きていたのか○○」 「ええ、こんな良い満月の日には外にでも出ようと思いまして」 「ああ、今日は良い満月だ」 「……神奈子さん」 「何だ○○」 「俺は神奈子さんのこと神様失格だと思ってませんよ?」 「……」 「人でも神様でも弱くなるときがあるんだと思います。それをどう向かっていくか。それが大切じゃないんですか?」 「……お前も弱くなるときがあるのか○○よ」 「はい」 「……そうか」 「俺も一杯貰っていいですか?」 「ああ、だが早苗に怒られるときは共にだぞ○○」 「わかってますよ。それではいただきます」 「……ぷはー。こんな美味いお酒を独り占めで飲むなんてずるいですよ神奈子さん」 「そうか?なら次からはお前を起こしてから呑むとしよう」 「それはありがたいです、こうして神奈子さんと一緒にいられる時間が増えますから」 「……一つ聞いていいか?」 「ええ、どうぞ」 「そのだな、お前は私のことをどう思っているのかと思ってな」 「神奈子さんのことですか?それはもちろん……」 あーうー…… むにゃむにゃ…… 「そ、そうか。それは野暮なことを聞いたな」 「そんなことないですよ。俺もこうして気持ちを伝えることができたんですし」 「う、うむ」 「それで……神奈子さんのご返事はどうなんでしょうか?」 「むっ!……」 「……どうなんですか~?俺だけ言うなんて不公平ですよ~?」 「むぅ……お前わかってて言ってるだろ」 「さぁ~?それは神奈子さんのご返事しだいで」 「わ、私もだな……その○○のことが!」 あーうーあっ! ごんっ!! う~んうるさいですよすわこさまぁ……むにゃむにゃ…… 「な、なんか言われると恥ずかしいですね!」 「そ、そうだな!」 「そ、そろそろ寝ませんか?お酒も尽きたことですし」 「あ、ああ」 「それじゃあ俺はこれで」 「ま、待ってくれ○○」 「?どうしたんですか?」 「その……今日は……お前の布団で一緒に寝てもいいか?」 「えっ!!そ、それは……」 「!べ、別にやましいこととか考えてないから大丈夫だ!単に寝付くまでお前と一緒にいたいんだ」 「そ、そうですか……それなら……いいですよ」 「ありがとう○○」 翌朝、抱き合って寝ていた私たちを見て早苗に弾幕の嵐を食らったのはいうまでもないな ちなみに諏訪子は頭に大きなたんこぶができていたが……まぁ大丈夫だろうさ まぁそのなんだ○○とは両思いになったということだ その○○は早苗の手伝いから開放されて今は私の膝でぐっすりと寝ている 「むにゃむにゃ……神奈子……さん……好きです……」 「ふふっ、私も大好きだぞ○○」 新ろだ790 妖怪の山の頂上にある守矢神社。 ここには、風祝の巫女が1人と、2柱の神様が棲んでいる。 最近、守矢の住人がもう1人増えた。 麓の村人、○○である。 ただいま夕食中。 「ねえ○○、今日の料理はどうだい?」 「ああ、すごくうまいよ。特にこの芋の煮っ転がしが」 「えへ・・・ありがと」 普段からは考えられないようなデレっぷりを見せているのが、 これでもれっきとした風の神様、神奈子である。 守矢神社の食事は、ほぼ早苗が用意していたのだが、○○が来てからというもの、 よく神奈子が作るようになっていた。 早苗の手順をよく学んでいたようで、それなりに上手である。 そのやり取りを、見飽きたという様に動じず、黙々と食事を続けるのが この神社の巫女、早苗。 そして、あからさまにひきつった顔をしながら、芋に思いっきり箸を突き立てるのが、 もう1柱の神、諏訪子。 「いやー、いつもながらお熱い事ですねーお2人さん」 毎日のように続くラブラブ空間にたまらなくなったのか、思わず諏訪子が皮肉を漏らす。 ○○はバツが悪そうにしどろもどろ。 しかし、神奈子はこの程度でやり込められるような存在では無かった。 「おやおや、土着神ともあろうものが、いっちょまえに焼きもちかい? 悔しかったら、諏訪子も彼氏の1人くらい作ったらどうだい」 「何をおっしゃる、元・余所者の神が。早苗が私の血を引いてる事を忘れてない?」 「いーや。忘れてはいないさ。ただ、数百年男日照りなのは寂しくないのかな、と思ってねぇ」 とたんに部屋の空気が重々しくなった。いや、神気が満ちたとでも言うべきか。 一触即発の空気の中、やはり早苗は見飽きたコントを見るかのごとく、 全く動じずに食事を摂っていた。もちろん、食事が乗ったちゃぶ台は既に避難させてある。 「諏訪大戦やるか?あァ?」 普段の少女らしい可愛さはどこへやら、ドスのきいた声ですごむ諏訪子。 「久々にやるかい?いいねぇ。表、出ようか?」 対して、余裕しゃくしゃくの神奈子。 まさに、幻想郷を破壊しかねない、2柱の戦いが勃発しようとしたその時。 「待った、神奈子さん。ケンカはよくない」 今まで黙っていた○○が一言。 「あ、いや、○○。これは、ケンカじゃなくてね・・・神の誇りに関わる事なんだよ」 神の威厳などすっかり吹き飛んだ神奈子。もはやそこには1人の純真な女がいるだけである。 「神奈子」 「うぅ・・・・・・分かったよ。○○には逆らえないなぁ」 すっかり毒気を抜かれてしまった諏訪子も、しぶしぶ元の席に戻った。 「諏訪子さん、悪いね。気ぃ使わせちゃって」 「あぁ、いいよ、いいよ。貴方は大事な守矢神社の次期神主だからね。 まぁ、イチャつくのも程々にしてくれればいいよ。 風祝の巫女より、風神が先に孕んじゃったら、守矢神社の立場が無いからね、ヒヒッ」 「諏訪子様!」「諏訪子ぉ!」 顔を真っ赤にした早苗と神奈子が同時に非難の声をあげる。 神奈子をやり込められて、溜飲を下げる諏訪子。 さて、食事が終わって、○○は自室に戻ってゆったり読書をしていた。 「○○、入るよ?」 「うん」 神奈子が部屋に入ってきて、○○の隣に寄り添った。 「○○はさぁ、運命って信じるかい?」 「ん?まぁ、少しはね。でも、意外だなぁ」 「何が?」 「いや、神様も、人間みたいに運命を信じるなんて」 「神様はね、人が思うほど万能じゃないのさ。八百万の神っていうくらいだからね。 能力も力もも千差万別。海の向こうでは、唯一絶対神なんてのが信仰されてるみたいだけど、どうだかねぇ」 「へぇ」 「神様はね、人に信仰されないと消えてしまう。不安定な存在でもあるんだよ」 「神奈子は消えない。いや、消えさせない。世界中の人間が忘れてしまっても、俺は絶対に覚えてる」 「・・・・・・全く、○○にはかなわないよ。そういう恥ずかしい言葉を、さらっと言うんだから」 「俺は本気だよ」 「うん、うん。ありがと」 ちょっと照れながら、○○の言葉をかみしめる神奈子。 「話がそれちゃったけど、私が言いたいのはね、○○に出会えた運命に感謝したいってことさ。 まぁ、運命の神様なんかいないかもしれないけど」 「おいおい、神様が別の神様を批判していいのかい?」 「おおっと。まぁ、幻想郷の運命を担っているのは、神じゃなくて、どこぞの巫女さんかもしれないけどね…」 「じゃあその巫女さんに感謝するのか?」 「いいや、あいつは感謝されてもうれしがらないよ。『気持ちより賽銭寄越せ』って言うに決まってるからね。 何より、神様が人間に感謝するなんて本末転倒だよ」 「なるほど」 2人でケラケラと笑いあった。 「俺は、神奈子に出会えてよかった。人間だとか神だとか関係ない。 1人の女として、神奈子を愛してる」 えっと目を丸くして、顔を赤くする神奈子。 「や、やだねぇ。また○○はさらっとそういう事を言うんだから」 「もちろん、いつでも俺は本気だよ」 「あーあ、風神ともあろう私が、人間の男に骨抜きにされちまうなんて、他の神様達が聞いたら何ていうかね」 「神奈子の為なら、誰が敵にまわっても命を賭ける。絶対君を守る」 「もう、本当におばか…」 ====== 同時刻、別室。早苗の部屋に諏訪子が入ってきた。 「どうでした?お二方は」 「ああ、いつも通りラブラブしてたよ。愛してるだの、君を守るだの、 よくもまぁ、あそこまで歯の浮くようなセリフを言えるよ」 「うふふ、でも、これ以上は」 「まぁ、そろそろ愛の営みに入る頃じゃないかな。私もそこまでヤボじゃないよ」 「本当に仲がいいですね」 「早苗は気にならない?」 「ええ。私も子供じゃないですし、それくらいはわきまえているつもりです。 それに、最近妖怪退治が楽しくて、恋だの何だの言ってられませんし」 「は、はぁ。早苗がそう言うなら。私は守矢神社が絶えてくれさえしなきゃ、それでいいけどね」 守矢神社の夜は、いつもこんな感じでふけていく…。 新ろだ903 これは風の神、八坂神奈子がまだ神になって間もない頃の話。 山で崖から転落し、動けなくなっていた○○を神奈子は助け、自分の神社に運んだ。 その頃の守矢神社は、神主や巫女のなり手がいなかったので、ほぼ無人だった。 ○○は、神奈子の看病のかいもあり、徐々に良くなっていった。 =========== 「あの…○○さん、大事な話があるんだけど」 「何だい?」 「私、本当は人間じゃないの…」 「ああ、何となく分かってたよ」 「え?何故分かったの?」 「何となく雰囲気がね…。それに、この神社は昔から人がいないって言われてたのに、 君が住んでたのがちょっと疑問に思ってね。それに」 「それに?」 「崖から落ちて、動けなかったあの日さ。 夕方になって日が落ちてきて、身体が寒さで震えてさ、ああ…俺はここで死ぬんだなって思った時、 君が空から降りてくるのを見て、お迎えの仏様か、天女様かと思ったんだ」 「覚えてたんだ…あの日の事」 「きっと、一生忘れないよ」 「……」 神奈子は、嬉しさで胸がつまりそうになるのを抑えて、話を続ける。 「本当言うとね、貴方はあそこで死ぬ運命にあったのよ。 それを私は自然の摂理に反して、神力を使い、助けてしまった」 「じゃあ、俺を殺すのかい」 神奈子は驚いた。どんな人間だって自分の命は惜しいはずだ。 それを、あっさりと死を覚悟している者がここにいる。 「い、いいえ!そんな事はしないわ。その代わり、山に入ってから、今までの記憶を消す事になるわ。 つまり、山で遭難して私が助けたこと自体を無かった事にする」 「君は…神奈子はどうなるの」 「私は、今回の件で、上の方々から処罰を頂く事になると思う。 しばらく神力を行使する事が出来なくなる。つまり、人前にこうして出れなくなるという事」 「そうか…」 達観したようにつぶやく○○。 なるべく感情を抑えて、右手を○○の前に添える神奈子。 「これで、お別れね」 「最後に1つ言わせてくれ」 「ええ」 「助けてくれて、本当に感謝してる。人間だとか神だとか関係ない。 神奈子、君を愛しているよ」 「私も!私もよ○○さん!」 神社の部屋が強く、光り輝いた。 そこには、男が1人倒れているだけだった。 その後、○○は山の麓で発見される事となる。 ○○の消息は、数ヶ月間行方不明となっていたので、村では大騒ぎとなり、 「神隠し」かともてはやされた。 しかし、○○の山に入ってからの記憶は一切無くなっていたという。 =========== 「それで?それでどうなったんですか?神奈子様!」 時は流れ、現代の守矢神社。 鼻息荒く神につめ寄る守矢神社の巫女、早苗。 「いんや。どうもしないよ。その男は普通に結婚して、子供をもうけ、普通に亡くなったのさ」 あっけらかんと答える風の神、神奈子。 「神奈子様はそれで良かったんですか?初恋だったんでしょ?」 「いいも悪いも、神と人間は、絶対に結ばれない決まりなんだよ。 それに私も若かったしね、若気の至りって奴さ」 「ふふーん、早苗、これを見てごらんよ」 そう言って、古い巻物を早苗に渡したのは、幼き少女の姿の祟り神、諏訪子。 「あら、これは守矢の家計図じゃないですか、一体…?」 「そこの23代目の神主の名前を見てみなよ」 「えーっと、守矢○○…って、えええ!?」 「ま、そういう事さ。人の記憶なんて、そんなあっさり消去できるもんじゃない。 うっすらと私の事を覚えていた○○は、永らく絶えていた守矢の家系を復活させたのさ」 思わず呆然とする早苗。諏訪子が更に付け足す。 「人間だって妖精だって、誰かの信仰の対象になれば、神となる。 それは早苗が身をもって体験した事だよね。つまり…」 「じゃあ、ご先祖様である○○様も、神になったんですね?」 「そゆこと。○○は、天寿を全うした後、神奈子の所にまっ先に会いに来たよ。 あの時の乙女モードになった神奈子は、傑作だったなぁ。ウヒヒ」 「コラ!余計な事言わない!」 神奈子は顔を真っ赤にしてそっぽを向いた。 早苗も思わず笑いを抑えきれないでいた。 守矢神社はおおむね平和である。 新ろだ2-088 その日は、朝から風が強かった───。 -------------------------------------------------------------------------------- その方がやってきたのは早朝でした。 いつものように朝の参拝かしらと思っていたのですが、妙に顔が硬いのです。 『神奈子様は、いらっしゃいますか?』 いつもそんな判りきった事なんて訊かないんですが… 「ええ、いらっしゃいますよ」 なるべくいつもと変わらないように案内してさしあげると、どことなくぎくしゃくしながら進んで行かれました。 …なんなんでしょうねぇ? -------------------------------------------------------------------------------- 俺は緊張していた。 いや、緊張なんてもんじゃあない。 今、『緊張してる』ってぇ奴を連れてこられたら、怒鳴りつけてやろうかってくらいだ。 やらないけどね。 とにかく、俺はそれくらいガッチガチになっている。 出かける前に気合いを入れてきたつもりだったのに、ここへ来るまでの足が異様に重かった。 一歩一歩進むたびに息切れを起こしそうな。 そして気が付けば鳥居の前。 ポケットに手を入れる。 よし、落としてないな。 それでこそ、勢いがつけられるってもんだ。 もしここまで来て無くしてようもんなら、そのまま森へ入って吊っていたかもしれない。 吊らないけどね。 本殿の前でいつものように早苗さんが掃除をしている。 「神奈子様は、いらっしゃいますか?」 …あれっ? 俺は今何を言った? いや、わかってるんだよ。 何を言ったかなんて。 うん、そうだ。 やっぱ緊張してんなぁ、俺。 ああ、早苗さんに変に思われ…てるみたいだなぁ、さすがに。 ともあれ見知った顔でもあるし、案内された通りに上がらせてもらう事に。 床の間を前を過ぎようかとした時に、そこの襖がガラリと開いた。 『待ちかねておったぞ。入るがよい』 と、床の間へ引っ張り込まれた。 -------------------------------------------------------------------------------- ん? 朝ご飯を終えて部屋に戻ろうとしていると、見知った姿があった。 ありゃ神奈子のイイ人じゃない。 アイツは必死になって色々言うんだけど、私らから見るとバレバレなんだけどねぇ。 ちょっとイジってやろうかなー、と声をかけようとすると、いきなり彼の横の襖が開いて───姿が消えた。 …こりゃあ、面白くなりそうだ♪ -------------------------------------------------------------------------------- 俺がいる。 俺の前にはテーブルがあって、湯気を立てている湯飲みが両端に1つづつあって、そして。 彼女が、いる。 その顔は妙に険しい。 『今日は───何用じゃ?』 少し前からこんな感じで、言葉の端々にいちいち重みを乗せている。 正直に言おう。 かなり怖い。 いや、怖いと言ってもその雰囲気とかが怖いんであって。 しかし引っ張り込んでおいて『何用じゃ』と訊くのも変じゃないのか…? 「あー、うん。その…ですね」 雰囲気に飲まれまくっている俺。 なかなか言葉が出てこない。 ふと、湯飲みを見つめる。 ほこほこと湯気を立てているところを見ると、つい今し方淹れられたようだ。 そういや早苗さんは掃除をしていたし… という事は 『まずは一息つかぬか』 反射的に湯飲みに腕を伸ばし、一口。 あ、うまい。 『どうじゃ、私が直々に淹れた茶は』 「うん、うまい」 『そうか』 少しだけ、彼女の目が笑ったように見えた。 -------------------------------------------------------------------------------- 洗い物を終えたのか、歩いてきた早苗を黙って呼び寄せる。 やっぱり証人は多い方がいいしね。 共犯になってもらいましょ♪ 少し不思議そうな表情で寄ってきたところに、面白いものが見られるよー?と言ってやった。 もちろん、小声だ。 それから指を口に当てて、再び襖の隙間から中を覗く。 おーおー、二人ともガッチガチだよ。 初心だねぇ。 初心すぎて時々尻を蹴っ飛ばしてやりたくなるんだけど、蹴り返されるのは嫌だしなぁ。 私の頭の上で、早苗も中を覗いている。 ま、この際だしどうでもいいか。 さ、続き続きっと。 -------------------------------------------------------------------------------- 少し後の事、お洗濯をしましょうかと廊下を進んでいますと、諏訪子様が閉じられている襖にお顔をくっつけておりました。 私に気づくとそぉっと手招きされましたので、私もそぉっと近づきますと 『ちょっと面白いものが見られるよ?』 と小声で囁かれるのです。 何だろうかと諏訪子様の帽子の上から(お行儀が悪いと思いつつも)襖の隙間から中を覗きますと、テーブルの上に湯飲みが二つ、そしてその両側に神奈子様と彼が座っておりました。 お二人はじっと座ったまま、身動きひとつ取りません。 表情もどことなく険しく感じられます。 しばらく時間が経ちましたでしょうか、彼の手が上着のポケットへ入ったのが見えました。 ですが、それっきり。 神奈子様はじぃ、っと彼を見つめられたまま。 気のせいかもしれませんが、少し不安の色があるような気がします。 『あの…』 彼の声。 “あ”の声量が妙に大きく感じたのは、そこまでの沈黙が長すぎたからでしょうか。 そして“の”で急に勢いが落ちたのは… 再び沈黙が場にのしかかります。 彼の手はポケットの中を動くばかりで、それ以外は何も、何も動いていません。 -------------------------------------------------------------------------------- そんなに経ってないのか、それとももう数時間は経っているのか。 空気が重い。 いや、まぁこれは俺のせいなのだが。 ああ、まったく。 男ってぇのはなんでこういう時に縮こまるんだろうね。 覚悟を決めてきたはずなのに。 「えー…」 「あっと…」 たまに口から出るのはこんな事ばかり。 正面にはじぃっと俺を見つめる瞳。 何も言わず、ただ俺を見ている。 しかしその顔は、時間が経つにつれて少しづつ曇って行く。 俺は。 俺は何してんだろう。 そんな顔を見るためにここに来たんじゃないのに。 ふと、無意識にポケットに突っ込んだ手に気づく。 向こうからは見えない位置だ。 手に伝わるのは堅い感触。 そうだ。 俺はこのためにここへ来たのに。 なのにどうだ。 「あの…」 ああ、またこれだよ。 いい加減嫌になる。 どうした、いつもの俺はどうしたよ。 ええい、くそ。 -------------------------------------------------------------------------------- じれったい。 いや、じれったいとかそういうレベルを遙かに越えている。 なんだこの二人は。 いや、神奈子もそうなんだけど、こいつは何だ。 まぁ、気持ちはわかるよ、気持ちは。 今、腹に一物持ってるってのは十分すぎるほど伝わって来るよ。 けどさぁ、あまりに待たせすぎだよ。 アンタじゃなけりゃ、とっくに尻蹴っ飛ばされて放り出されてるよ? ホント、長すぎ。 んー…、───ん? -------------------------------------------------------------------------------- 『あのっ!』 どれくらい経ちましたか、湯飲みから立ち上っていた湯気はすっかりと消えています。 今度の彼の声ははっきりとしていました。 『何だい?』 低い、低い神奈子様のお声。 短い言葉ですが、そこには重い何かが詰まっているような気がして。 彼はぎぃいっ、と俯いていた顔を上げますと、残っていたお茶を一気に飲み干して神奈子様を見つめ、 『これ…をっ!』 と、ポケットから出されたその手には、深い深い青色の箱が。 神奈子様の髪と同じ色です。 『よしっ』 下からの声に目だけ動かしてみますと、どうやら諏訪子様は握りこぶしを作ってガッツポーズをされたようです。 ああ、そうか───。 そういう事だったんですね。 今になってこの場で何が行われているのかをようやく悟った私は少しだけ目を細め、再び襖の隙間へ目を向けました。 -------------------------------------------------------------------------------- 「あのっ!」 もう嫌だ。 こんな気持ちでいるのは。 いや、違う。 目の前にいる、大切な、大切なひとにこんな顔をさせるのは。 もう、嫌だ。 嫌だ。 手に力を込め、握りしめる。 腕を動かせと筋肉を絞る。 そうだ、いいぞ。 間接を動かせ。 絶対に取り落とすんじゃないぞ。 『何だい?』 ああ。 これからそれに答えるから。 これが最後の、問答だ。 ずい、っと、その手を突き出した。 目の前の湯飲みを握りしめ、 ぐびり。 一息で飲み干し、静かに置き直す。 さぁ、次だ。 もう片方。 ポケットの中の手を強く強く。 そうだ。 それは確かに俺の手の中にある。 そしてそれを出すんだ。 もっと素晴らしいものを手に入れるために。 動け、動け、俺。 ふと、前を見る。 俺を見ているその瞳は、まるで今にも泣き出しそうで。 そうだ。 俺はこれからこのひとをおそらくは、泣かせる。 でも、きっとそれは全く逆の意味だ。 俺はこれからこのひとをおそらくは、縛る。 けど、きっとそれは全く違う意味だ。 そうだ。 だから俺は。 俺は───。 -------------------------------------------------------------------------------- 正直に言おう。 私は目の前の人間に腹を立てていた。 顔見知りじゃなければとっくにその尻を蹴っ飛ばしていたくらいには。 待ちくたびれていた。 どうしようもなく待ちくたびれていた。 おそらくは、これまで“生きてきた”以上に、この人間の前で“私”を続ける事に疲れ果てていた。 違う。 私にも責任はある、だろう。 こいつがいつまで経っても言い出さない事に甘えて、まだ大丈夫、まだ大丈夫とやってる間に私の気持ちはどんどん膨らんで、どうしようもないくらいに大きくなってしまった。 でも、こいつの前ではそんな事も言えず、つい厳しく当たってしまう時がしょっちゅうだった。 でも、こいつは───この人間はそんな私に。 -------------------------------------------------------------------------------- 「これ…をっ!」 歯を食いしばり、上ずった声を出し。 なんだよそりゃ。 もうちょっとスマートにやれねぇのかね、俺は。 内心、自分に対して呆れ返っていた。 突き出した手を開く。 指を一本一本、剥がすように。 今まで過ごしてしまった時間を取り戻すように。 そして、大切なひとの笑顔を取り戻すために。 震えそうなもう片方の手で、最後の“封印”を取り去る。 箱を開くだけなのに、こんなにも心が震えた事なんて今までなかった。 いや、やめよう。 ここまで来て往生際の悪い。 いい加減にしろよ。 スッキリ、しちまえ。 -------------------------------------------------------------------------------- 「よしっ!」 自分の声に少しビックリしつつ、無意識にガッツポーズ。 やれやれ、やっとかぁ…。 まったく、どうなる事かと思ったけど、ともあれ最終シナリオ第一幕突破、ってところかな? なんか早苗はやっとわかったみたいだねぇ… そんなんで自分の時はどーすんのさ。 さ、続き続き、っと。 -------------------------------------------------------------------------------- 「手を」 言ったか言わないかのうちに、すぅ、っと左手が差し出される。 俺はゆっくりと“それ”をつまみ上げ、彼女の手を取った。 おいおい、なんでそんな顔してんのさ。 もうちょっと嬉しそうな顔してくれよ。 なんで泣きそうになってんのさ。 いや待て。 違うな。 よーく見ろ。 周りもなんだかぼやけて見えるんだけど。 おいおい、勘弁してくれ。 まったく。 -------------------------------------------------------------------------------- ひとつひとつ、まるで今までの事を噛みしめているかのように、お二人の間で淡々と“それ”は進んでいました。 にしても… あの人すごい表情してますね… 緊張しすぎて倒れないか、ちょっと心配になってきます。 諏訪子様も黙ってお二人の様子を見守っているようですね。 さて、続きがどうなるのやら… -------------------------------------------------------------------------------- “それ”を見たとたんだった。 今まで私の中にあったものが、すぅ、っと消えて行くような気がした。 ああ、そうだ。 待った。 どうしようもないほど待った。 そして、それは今、為されるのだ。 この左手を差し出した時、私は“縛られる”のだ。 私は、神だ。 私は、神だ。 私は、神だ。 しかし、今、この時、私は───女なのだ。 -------------------------------------------------------------------------------- 見立てよりもほんの少しだけ、彼女の指は細かった。 何の飾りもない、本当にシンプルな指輪。 ここへ行き着くまでにいろんな事があった。 それこそちょっとやそっとじゃ語り尽くせないくらい。 でも。 終わった今、それらは全て思い出になった。 そう。 思い出だ。 俺は、指の主をじぃ、っと見る。 愛しくて、愛しくて。 時々ケンカもしたけれど、でも世界で一番愛しいひと。 「ありがとう」 俺は、一切の迷いなく言った。 -------------------------------------------------------------------------------- くいっ、と早苗の袖を引っ張り目配せする。 神奈子の事だし、この後は想像がつくなぁ。 ま、後は若い二人に任せて、ってね。 おお熱い熱い。 -------------------------------------------------------------------------------- 不意に袖を引っ張られた私は思わず声を出しそうになってしまったのですが、なんとかそれを飲み込むと、諏訪子様がアイコンタクトしてきました。 あ、そうですよね、やっぱり。 -------------------------------------------------------------------------------- 『よろしい。今ここに契約は為された。八坂神奈子はそなたの妻と、なろうぞ』 そう言うと、彼女はすっくと立ち上がり─── ジャンプ一番、テーブルを飛び越えて俺の上に。 顔が近い。 頬は真っ赤、涙目だ。 『莫迦者が』 それはまるでいつも交わす軽口のように。 『ずいぶんと待たせてくれおって…』 「うん、ごめん」 『ごめんで済めば神などいらぬわ』 答える代わりにそっと抱きしめる。 見た目よりも随分小さい。 ふわふわの髪の毛が心地よくて、いい香りもする。 「…ひょっとして」 『そんな事、訊くでないわ。デリカシーとやらが足りぬ』 「ごめん」 『莫迦者』 目と目が合った。 俺を見つめる瞳が閉じられた。 そして─── -------------------------------------------------------------------------------- 空は快晴、まさに日本晴れ。 風も穏やかに吹き、結婚式日和。 「おー、おいでなすった」 その声に振り向けば、白無垢に角隠し。 うっすらとした化粧に薄い紅。 “花嫁さん”がそこに、いた。 その姿は、俺が思い描いていたものよりもずっとずっと綺麗で。 そして何より可愛らしかった。 『何を呆けておる。ちゃんとエスコートせぬか』 見とれていたところに遠慮なしのその言葉。 俺は少し苦笑いして彼女の手を取った。 鳥居の前からすでに人だかり、妖怪だかり、神だかり。 どこにこんなに居るのかというくらい。 もちろん見知った顔も多く見える。 祝福の言葉を受けながら石段を登って行く。 正殿前。 早苗さんが待っていた。 ああ、そうか。 ここの神主みたいなものだもんなぁ。 言ったら怒りそうだから黙ってよう。 式は滞りなく終わり、しばらく後に宴会とあいなった。 「つ、疲れた…」 『これくらいで何を言っておる。これから先、もっと大変であるぞ』 「ああ、わかってる…つもりだけど、やっぱり疲れた…」 『まったく仕方ないの。どれ、横になるがいい』 見ると正座をして、膝のあたりをぽんぽん叩いている。 これはあれですか。 膝枕というやつですか。 いいんですか。 神様が。 膝枕ですよ? 思わず敬語で考えてしまうくらいだ。 うん、やっぱ疲れてるんだな、俺。 『もう夫婦なのだぞ。何を遠慮しておる』 そう言いつつも顔を真っかっかにしてなおも自分の膝をぽんぽん叩いている。 うん、可愛いすぎるね。うん。 「わかった。じゃ、遠慮なく」 頭を乗せた。 ほどよい弾力と暖かさ。 そして俺を見つめている“妻”の優しい、どこまでも優しい顔。 ああ、そうか。 こんなにシンプルな事だったのか。 なぁんだ。 額に手を乗せられると、俺はすぅっと眠りに落ちていった。 -------------------------------------------------------------------------------- 『寝ちゃった?』 『あー、よく寝てますねぇ。ふふっ、まるで大きな赤ちゃんですね』 ふたりが様子を見に来たようだ。 さすがに小さな声。 『神奈子様?』 「なんだい?」 『すごく、いいお顔されてますよ』 「…ああ、そうだな。とても、とても幸せな気分だよ」 『すっかり“女”の顔だねぇ。やっぱり恋をすると変わるってホントだよ』 彼の寝顔を見る。 無防備にその姿を晒している。 「私は───もう偽らない。この人の前では絶対に自分を偽らない」 『…、そうだね、それがいいよ。それが一番だ』 「この人が自分の人生の残り全てを私に捧げてくれるんだ。だから、私は」 本当に、嘘偽りなく、心から、笑えた。 「“私”の全てをこの人のために捧げる」 -------------------------------------------------------------------------------- んあ。 そんな間の抜けた声を出して、目が覚めた。 あのまま寝ちまったのか。 『目は覚めたかい? お前様?』 「ああ、よく眠れたよ。俺だけごめんな」 『いいのさ。私の膝ならいつでも使っておくれ』 「うん、わかった」 『ふふっ、素直でいい子だ』 「あ、今子供扱いしたろ」 『何を言っておる。私から見れば大抵のものは赤子同然じゃ』 「…まったく、敵わねぇなぁ…」 『やはりお前様は面白いの』 「それで神奈子が笑ってくれるなら」 『…まったく、敵わぬの』 そして俺たちは顔を見合わせ、笑った。 --------------------------------------------------------------------------------
https://w.atwiki.jp/netsuoff/pages/61.html
八坂神奈子(☆7) 基本選手能力 打撃能力 守備能力 ミート B 20 捕手 A 21 パワー S 25 一塁 C 16 勝負強さ A 23 二塁 バント B 19 三塁 走力 D 11 遊撃 肩力 A 22 外野 盗塁 D 9 盗塁阻止 A 24 熱オフ平均成績 ※本塁打、打点、四球、三振、犠打、盗塁、失策は500打数換算での平均値 ※データは第24回~第29回のもの 使用者 打率 本塁打 打点 出塁率 四球 三振 犠打 盗塁 失策 OPS 19名 .260 27.2 81.4 .313 39.5 65.3 0 0.57 5.56 .789 獲得タイトル +打撃タイトル 回数 リーグ タイトル 所属チーム 備考 第2回 パ 本塁打王 つばめスワローズ 43本 第5回 パ 本塁打王 つばめクイーンビーズ 48本 打点王 つばめクイーンビーズ 144打点 第11回 パ 最高出塁率 大和トムキャッツイーグルス .352 第12回 パ 本塁打王 MKレイルウェイズ 39本 第15回 セ 本塁打王 ケーンゴールデンドリームス 49本 打点王 ケーンゴールデンドリームス 132打点 第28回 セ 首位打者 旅立つ青木と最後の神宮スワローズ .332 最多安打 旅立つ青木と最後の神宮スワローズ 192安打 最高出塁率 旅立つ青木と最後の神宮スワローズ .373 +ベストナイン・GG・MVP ベストナイン 回数 リーグ ポジション 所属チーム 備考 第1回 セ 捕手 磁石レイルウェイズ パ 捕手 冷梅マリーンズ 第2回 パ 捕手 つばめスワローズ 第4回 セ 捕手 TKSジャイアンツ パ 捕手 冷梅マリーンズ 第5回 パ 捕手 つばめクイーンビーズ 第8回 パ 捕手 ボーラーグラディエイツ 第9回 セ 捕手 蒼翠クイーンビーズ パ 一塁 Ntサンダース 第10回 セ 捕手 トリスアローズ パ 捕手 ジャムンゴフーズ 第11回 セ 捕手 蒲生ゴールデンドリームス パ 捕手 大和トムキャッツイーグルス 第12回 セ 捕手 つばめクイーンビーズ パ 捕手 MKレイルウェイズ 第14回 パ 捕手 ジャムンゴフーズフーズ 第15回 セ 捕手 ケーンゴールデンドリームス パ 捕手 つばめクイーンビーズ 第16回 セ 捕手 中級者ジャイアンツ 第18回 セ 捕手 フェンズフーズ 第19回 セ 捕手 鳩里サブレーズ 第20回 セ 捕手 TKSジャイアンツ パ 捕手 東方高速鉄道フォックス 第22回 セ 捕手 TKSジャイアンツ パ 捕手 ジャムンゴフーズフーズ㈱ 第23回 セ 捕手 ちゃりんこ☆就活乙☆らいだー 第24回 セ 捕手 TKSジャイアンツ パ 捕手 阪神高速湾岸線ベイスターズ 第25回 セ 捕手 四騒霊タートルズ パ 捕手 野本智裕マリーンズ 第26回 パ 捕手 名鉄ドラゴンズVer2011 ~和田さん二軍調整中~ 第27回 パ 一塁 僕自身ねこねこを出る喜びもあったライオンズ 第28回 セ 捕手 旅立つ青木と最後の神宮スワローズ ゴールデングラブ 回数 リーグ ポジション 所属チーム 備考 第1回 セ 捕手 磁石レイルウェイズ パ 捕手 冷梅マリーンズ 第2回 パ 捕手 アキヂバファローズ 第3回 セ 捕手 コミンゴールデンドリームス 一塁 横浜磁石ベイスターズ 第4回 セ 捕手 TKSジャイアンツ パ 捕手 冷梅マリーンズ 第5回 パ 捕手 TKSジャイアンツ 第9回 セ 捕手 TKSジャイアンツ パ 捕手 南海レイルウェイズ 一塁 Ntサンダース 第10回 セ 捕手 トリスアローズ パ 捕手 ジャムンゴフーズ 第11回 セ 捕手 無理ンゴクイーンビーズ パ 捕手 野本マリーンズ 第12回 セ 捕手 つばめクイーンビーズ パ 捕手 MKレイルウェイズ 第15回 セ 捕手 溢れるカリスマリーンズ パ 捕手 つばめクイーンビーズ 第17回 セ 捕手 横浜ジャイアンツ 第18回 セ 捕手 横浜ジャイアンツ パ 捕手 つばめクイーンビーズ 第19回 セ 捕手 スターオブギャラクシーズ パ 捕手 藍様もふもふフォックス 第20回 セ 捕手 TKSジャイアンツ パ 捕手 東方高速鉄道フォックス 第21回 パ 捕手 つばめクイーンビーズ 第22回 セ 捕手 TKSジャイアンツ パ 捕手 おぱんちゅインキュベーター 第23回 セ 捕手 ヨコハマVやねん!ベイスターズ 一塁 許されざる佐たk…イーグルス 第24回 セ 捕手 TKSジャイアンツ パ 捕手 阪神高速湾岸線ベイスターズ 第25回 セ 捕手 Miya.Kドラゴンズ パ 捕手 野本智裕マリーンズ 第29回 セ 捕手 北斗七星の脇に輝くベイスターズ MVP 回数 タイトル リーグ 所属チーム 備考 第5回 MVP パ つばめクイーンビーズ 第28回 MVP セ 旅立つ青木と最後の神宮スワローズ 日本シリーズMVP パ 野本オーナーズ トピック 幻想郷屈指の攻撃型捕手。 フランやお空ほどの爆発力は無いが、平均で30本80打点を出してくれる安定感が魅力。もちろんハマった時には打撃タイトルにも顔を出す。 守備でも大活躍。第29回までにB9、GG賞総なめを9度(第1、4、10~12、20~21、24~25回)達成。一塁守備でも本職の勇儀や幽々子を凌ぐ守備力を誇る(勇儀E7、幽々子D10)。 …(´@| 本編ではチャンスに弱かったがこちらでは本来の能力を発揮。(´・ω・`)キャノーン バント能力も有るが、全くしてくれない。神奈子「2番打者最強説というものを知っているか?」
https://w.atwiki.jp/tsubaki/pages/253.html
・《八坂 神奈子》 ・《山坂と池の権化 八坂神奈子》 ・《神祭「エクスパンデッド・オンバシラ」》 ・《マウンテン・オブ・フェイス》 ・《守矢の分社》 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gennsoukyousennki/pages/36.html
神奈子 神奈子イベント シナリオ攻略幻想郷戦記・今昔幻想郷 イベント 大蝦蟇の池を占領 大蝦蟇が仲間に加わる(今昔幻想郷) 妖怪の山を占領 鴉天狗、見回り天狗*2、河童工兵、河童*2が仲間に加わる(今昔幻想郷) 稔りの平原を占領、神奈子が死亡していない +100Ley(幻想郷戦記、今昔幻想郷) 厄神様の通り道を占領 厄神様の通り道の道路が整備される(今昔幻想郷) 人里を占領、神奈子が死亡していない 里守、小銃撃ち、妖怪バスターが仲間に加わる、-100Ley(今昔幻想郷) 核融合炉心部を占領 500Leyあれば非想天則か砲天則が仲間に加わるフラグ発生(今昔幻想郷) 核融合炉心部を占領している、500Ley以上ある、神奈子が死亡していない 「はい」非想天則「いいえ」砲天則が仲間に加わる(今昔幻想郷) 神奈子が死亡する(50ターン後以降) 神奈子が復活して能力が変化する(今昔幻想郷) シナリオ攻略 幻想郷戦記・今昔幻想郷 序盤クリアだけを目指すなら序盤は捨てよう。守矢神社は、妖怪の山、天界、人里、紅魔館、地霊殿に囲まれている激戦区だ。とりあえず神さびた古戦場、三途の川と進んで映姫勢力の滅亡を目指しつつ、無縁塚を占領しよう。無縁塚では同種族のアイスマン系回復ユニット、陪審員が雇用できる。興味があれば途中の三途の川で三途の渡しを雇用するのもよい。陪審員の雇用数の目安は、裁判員、そして裁判官にクラスチェンジを目指せる人数がほしい。 中盤陪審員の育成をしつつ、魔法の森、霧の泉と進んで守矢神社本殿を目指そう。霧の泉を進んだら、Ley集めを兼ねて、稔りの平原、大蝦蟇の池、妖怪の山のイベントをこなそう。この頃には勢力図も初期とは変わっていて、イベントの発生を狙いやすいはずだ。本殿に帰ったら、大和の神を雇用して軍神を目指そう。軍神は大和の神を雇用でき、習得魔法も多いので育成がしやすい。戦争をCPUに任せているならば、かなり楽に育つ優秀なユニットだ(逆に手動操作だと他のユニットと歩調が合わなくて困る) 終盤守矢神社は位置が悪いので、ここからが本番になる。イベントを一通りこなしたら、核融合炉心部を占領して非想天則か砲天則を仲間に加えよう。どちらを選ぶかは好みで分かれるが、復活したガンキャノン神奈子との相性がいいので、このシナリオでは砲天則をおすすめしたい。次に(マスター復活後は勢力が変わるので、イベントが発生しなくなることが多い)戦略画面で50ターンを超えていれば、神奈子を一度戦闘中に死亡させてパワーアップイベントを進めたい。復活後の神奈子の特殊技は射程7、範囲2の砲撃になり、動きやすい自走砲系のユニットになる。が、神奈子自体の攻撃力が異常なため、爆撃機のような威力になる。 おすすめユニット神奈子シナリオでは、スカイサーペント、コバルトスプレッドが強い。どちらもモンスター種族だが、一度クラスチェンジしただけでアイスマン系ユニットになり、耐久力も高い。雇用もしやすく、最初から最後まで使えるユニットだ。
https://w.atwiki.jp/sagastar/pages/155.html
神奈子 肩書き 種族 閃き コマンダー行動 陣形 得意術 盗み適性 山の神 神・神族 体術(蒼龍) 物理(物理と術) - 蒼龍 8 LP 腕力 器用さ 素早さ 体力 魔力 意志力 魅力 16 23(21) 15 20(18) 19(17) 20(24) 18(20) 20 HP 斬LV 打LV 突LV 射LV 体術LV 地術LV 天術LV 増幅LV 220+ 15+ 0 15+ 0 15+ 蒼龍8+ 月11+ 10+ 武器1 武器2 武器3 武器4 防具1 防具2 防具3 防具4 白銀の剣 ウィルスピア エクセルガード - しめ縄 神威のブーツ ヘッドバンド - 技1 技2 技3 技4 術1 術2 術3 術4 スペルカード 龍尾返し ミヅチ 集気法 - トルネード 幻惑光 - - トルネード HP成長 SP成長 WP成長 斬成長 打成長 突成長 射成長 体術成長 3(2) 3(1) 2 3(0) 2(0) 3(0) 2(0) 3(1) 蒼龍成長 朱鳥成長 白虎成長 玄武成長 太陽成長 月成長 増幅成長 消費軽減 2(4) 1(0) 1(0) 1(0) 3(0) 3(2) 4(0) -(蒼龍) 格闘を筆頭に力技が得意で、腕力依存武器を使わせても大抵の 使い手を凌ぐほど強い。しめ縄を装備すれば術士としても強者の 仲間入りができる。唯一の問題は加入時期が最終盤であること。 早苗と諏訪子がパーティにいる。諏訪子は主人公ではない。 神奈子の加入の選択肢を出したことがない。 上記の状況で神奈子と話すと特殊会話が発生する。 条件がわかり辛く、1回しか聞けないので、かなりレアな台詞。 過去の作者が半端に余ったフラグを使って仕込んだお遊びな せいか、元ネタを知らないと理解が難しい内容になっている。 意味がわからなかった人は↓を反転して解説を見てほしい。 ジュエルビースト→ロマサガ1に出てくる蛙のモンスター トードマン→ロックマンに出てくる蛙型ロボット R-13“CERBERUS”→R-TYPEの機体で愛称がケロちゃん 電界25次元→R-TYPE IIIの最終面。R-13の武装では最後に異層次元の壁を破れず未帰還になる。 つまり、諏訪子がアビスに行くと、破壊するものを倒しても帰って来られないという死亡フラグ。